姉の背中をなんとかしたい。父が抱えていた心身の傷を和らげたい。
幼いころから一人で心を見つめ、生命や時間の不思議について考えることが好きな少年でした。その傍らには、幼少期の病気をきっかけに重度の脊柱側弯症を抱え、入院や手術、リハビリを重ねる姉の姿がありました。
父は戦争による脚の傷を抱えながら、土木や水道などの仕事を通じて地域を支えていました。のちに災害復旧の現場で亡くなりましたが、人のために働き続けた父の姿は、今も私の仕事の土台です。
測量・武道・柔道整復へ
測量士の養成校で学び、測量会社や土地家屋調査士事務所で働きながら、武道の稽古と試合を続けました。そのご縁の中で接骨院の仕事に出会い、柔道整復の道へ進みました。
測量では、一点だけで地形を判断しません。三角測量や水準測量のように、複数の点の関係から全体を捉えます。身体を見るときも、痛む場所だけで決めつけず、手足・姿勢・脊柱のつながりを観察することを大切にしています。
痛みを知る一人として
武道や競技を続ける中で、私自身も骨折、脱臼、腱や靱帯の損傷、坐骨神経痛などを経験してきました。自分がけがの痛みや不安を知ることで、目の前のお一人の思いを理解し、施術に生かしたいと考えています。
70歳からの青春。生涯現役と健康を、皆様と共に目指してまいります。